北好間団地
Works

北好間団地

「復興」からの新しい生活を紡ぐ、新しい舞台

北好間団地
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Point

北好間団地は、2011年の東日本大震災における原発避難者の方々の新たな居住地として計画されています。復興事業の最終期に建設された復興公営住宅であり、「復興」の集大成となった物件です。元々畑地だった約6.4haの広大な場所に同じような外観の建物が並ぶため、敷地内・外の景観が単調でさみしいものではなく、明るく多彩な生活の情景が生まれるような場所にしたいと苦心しました。結果として、扇状にひろがる特徴的な配置計画と建物の色彩計画によって、多彩な表情を与えています。住棟と住棟の間には中庭を設け、日常的に居住者同士の交流が生まれるようになっています。また、団地内を貫く直線的な通路や各住棟へのアプローチ路によって団地全体を回遊する動線が生まれ、居住者や近隣の方々にとっての庭やそれらをつなぐ路地のような場所も生まれ始めています。

Data

  • 分類:新築
  • 所在地:福島県いわき市
  • 主要用途:共同住宅・集会所
  • 敷地面積:64,000㎡
  • 延べ面積:26,626㎡
  • 完成:2018年3月